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染色用語 (え)

染色用語Top>>|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行即答(未調査)用語色分けについて標準化カテゴリー概要参考書籍

エアリング (えありんぐ)

airing

バット染料などで染色する場合、空気にさらして酸化発色させること

液体アンモニア加工 (えきたいあんもにあかこう)

Liquid Ammonia Process

 液体アンモニアを用いる綿の改質加工。マーセライズ加工に良く似た効果が得られるが、マーセライズ加工に比べて光沢、染色性の向上はない。一方、強度、防縮性(寸法安定性)、防しわ性、セット性などは大きく向上する。(JISハンドブック 繊維 (2006)書籍レビュー

f)機能加工6003 2008/06/01記載

エージング (えーじんぐ)

ageing

パット又は印なつされた染料、薬剤などを、乾熱、蒸熱などによって化学変化を起こさせ、発色又は固着させること

エナメル加工 (えなめるかこう)

Lacquer
Enamel Lacquer
Enamel Paint

昼顔 カトリーヌ・ドヌーブ エナメルのコートとサングラスで娼家を訪ねる

 皮革やフィルムなどにエナメル塗料に類似した加工をすること。硬質で光沢に富、耐水性があるために装飾用のものにほどこされる。耐熱性に乏しく、低温でひび割れするなどの欠点を伴う。

    Lacquer
    【名詞】
    @ラッカー
    A漆 (Japanese lacquer, japan)
    B漆器 (lacquer ware)
    C〔英〕 ヘアスプレー
    【動詞】
    ラッカー[漆]を塗る

goo辞書

エナメル加工の成分について

 エナメル加工は現在非常にポピュラーで、光沢があり、ビニール様の柔軟性がある加工という程度の認識があるが、詳しい事が、なかなか分かりません。ネットの情報を検索してみても、加工を行っている工場などの情報が全く無く、一体どんな物が塗られているのか見当すら付きません。「漆」という説もありますが、これはちょっと考えにくい。「釉薬(うわぐすり)」という説もあるが、これはどうなんでしょう。「七宝(しっぽう)」という人もいますが、本当にそうなんでしょうか。頼みの綱のウィッキーペディアでは、6種類上げています。

ウィッキーペディアから
  1. 陶磁器の釉薬のこと。(porcelain enamel)
  2. 金属表面を1.と同等の材料で加工すること。(vitreous enamel)美術の技法としては七宝焼き(Cloisonne)、工業製法としては琺瑯を指す。
  3. エナメル塗料のこと。金属看板や皮革製品(いわゆる「エナメルの靴」)などに用い上記と同様の光沢をだす。加工した状態を指すこともある。(enamel paint)
  4. 歯質の一種、エナメル質(tooth enamel)。
  5. ネイル・エナメルは爪に光沢と彩を加える化粧品、マニキュア。
  6. エナメル線 - 銅線の周りを光沢のある膜で絶縁した導線。物理実験で電気回路を構成する際に良く用いられる。必要な部分だけ、ナイフやサンドペーパーでエナメルの絶縁を剥いで使う。

Wikipedia

 上記の3番目にあたるのが、服飾で用いられるエナメルのようだと思います。しかし、成分などは全く不明。

 そこで、JIS規格で検索を行うと下記の内容が明記されていた。

JIS規格から
  1. JISK5572 フタル酸樹脂エナメル (Phthalic Resin Enamel)
    •  この規格は、一般機器、建具などの塗装の上塗りに用いるフタル酸樹脂エナメルについて規定したものであるが、最近の生産及び使用の実態を踏まえて、規格内容の充実を図るため、改正を行うものである。
       主な改正点は、次のとおりである。

      1. 試験片作製の乾燥条件に”試験板に塗装後、標準条件で48時間乾燥し、60±2℃で3時間乾燥後、更に標準条件の場所で1時間保持する。”を追加する。
      2. 判定する引っかききずの種類を”凝集破壊”と明確にする。
  2. JISK5582 塩化ビニル樹脂エナメル (Vinyl chloride resin enamel)
    •  この規格は,塩化樹脂エナメルについて規定したものであるが,最近の生産及び使用の実態を踏まえて,規格内容の充実を図るため,改正を行うものである。
       主な改正点は,次のとおりである。

      1. 適用範囲において、ホルムアルデヒド系防腐剤,ユリア系樹脂,フェノール系樹脂,メラミン系樹脂を含まない旨明記した。
      2. 表示において、ホルムアルデヒド放散等級分類記号を追加した。
  3. JISK5654 アクリル樹脂エナメル (Acrylic resin enamel)
    •  この規格は,主としてコンクリート,セメントモルタル素地などの建築物,セメントかわら及びセメント系建材の,主に外装用として用いるアクリル樹脂エナメルについて規定したものであるが,最近の生産及び使用の実態を踏まえて,規格内容の充実を図るため,改正を行うものである。
       主な改正点は,次のとおりである。

      1. 適用範囲において、ホルムアルデヒド系防腐剤,ユリア系樹脂,フェノール系樹脂,メラミン系樹脂を含まない旨明記した。
      2. 表示において、ホルムアルデヒド放散等級分類記号を追加した。

JIS規格から

 どうも樹脂系の塗料を言うようである。しかし、まだ、エナメルの成分らしき物、エナメルと呼ばれる定義、理由が不明。

 そこで、今度は基本に戻り、広辞苑を調べてみることにする。

広辞苑から
エナメル[enamel]
  1. 金属器具、陶器、ガラス器などの表面に焼き付ける着色・被覆の総称。ふつには琺瑯(ほうろう)のこと。
  2. エナメル・ペイントの略。
エナメル革
革の表面にエナメルをぬり、光沢を強めまた耐水性をもたせたもの。
エナメル質
歯冠の外側を被う硬い表皮性物質。歯の内部を保護する。琺瑯質(ほうろうしつ)。
エナメル線
銅線に絶縁ワニス塗布し焼き付けたもの。電流機器の巻線用で、絶縁性・耐熱性・耐酸性などに富む。
エナメル・ペイント
ワニスと顔料とを混合した塗料。光沢ペンキ

広辞苑 新村 出(編集) 岩波書店(発行)書籍レビュー

 とあった。ちょっと広辞苑が古いので、的確な定義か疑問だが、少し分かったような気がする。「ワニス」という語が何か調べれば分かるような気がする。同じく「広辞苑」で調べてみる。

ワニス(varnishの転)
塗料の一種。硬質の樹脂を亜麻仁油・ボイル油に溶解し、テレビン油や石油などで希釈したもの。家屋・船舶・車軸・家具などに塗れば、次第に乾いて膜を生じ、光沢を添え、湿気を防ぐ作用をする。ニス。仮漆(かりうるし)

広辞苑 新村 出(編集) 岩波書店(発行)書籍レビュー

エナメルの成分

 またもや、曖昧な「樹脂」が出現。樹脂には天然の物と、人工の物があったと記憶している。つまり、こういうことだ。工業規格によるところの「フタル酸樹脂」「塩化ビニル樹脂」「アクリル樹脂」のいずれかの樹脂を使用した塗料で、昔あるいは高級なエナメルは天然樹脂を使用し、塗料を塗布するという事ではないだろうか。とすると、「漆」については、本来的なエナメル加工は恐らく「漆」を使用しており、非常に高価なものだったが、生産性の面から人工樹脂を使用するに到った。と、言う事になるだろうか。現段階では限定する事は難しいが、実際にアパレルで言われていたように、エナメル(革)は「漆」をコーティングしていたものだろう。その後、ラッカーなどの語源になり、現在では人工樹脂を使用した塗布加工を「エナメル加工」と呼ぶに到ったのではないだろうか。
 アパレルでは、「塩化ビニール・コーティング」という言葉を聞く事が多い。つまり、最初に考えていたように「ビニール・コーティング」が一般的なエナメル加工と言う事になるのではないだろうか。

varnish
    n
    (ワ)ニス|上薬|マニキュア液 (nail 〜)|(the 〜) ニスを塗った表面|つや|うわべの虚飾
    vt
    ニスを塗る|(つめに)エナメルを塗る|うわべを飾る ((over))|ごまかす
2008/12/10記載
2006/03/01記載 2008/07/20移動 12/10追記

塩基性染料 (えんきせいせんりょう)

basic dye

羊毛、絹又はタンニン媒染したもめんなどを染色することのできるカチオン性染料

エンディング (えんでぃんぐ)

ending

染めむらの一種で、例えばジッガ染めの場合、布の端末から中心部に向かって、たて方向に色が少しずつ変わっている状態

エンボシング (えんぼじんぐ)

Embossing

織物などに型ローラでおうとつ模様をつけること

塩縮加工 (えんしゅくかこう)

Saolt Shrinking Finish

 本来、絹織物に施された後加工処理技術で中性塩類(硝酸カルシュウム、塩化カルシュウムなど)の濃厚溶液で処理して、部分的に収縮される加工で、縮れた縞模様などをあらわす。

 アセテート織物を含む織物を20%〜60%のロダンアンモニウム溶液で、冷却下1〜5分間処理することによって塩縮効果を得ることが出来る。

JISハンドブック 繊維 (2006)書籍レビュー

2008/04/01記載

塩縮ワッシャー加工 (えんしゅくわっしゃーかこう)

Saolt Shrinking Washer Finish

 塩縮効果を出すのに、製品の洗いに使われているロータリーワッシャーを用いて行う加工を塩縮ワッシャー加工という。

2008/04/01記載

日本語 (にほんご)

英語

本文 、意味

備考
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