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立体裁断 -Draping - 縫製用語

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立体裁断 (りったいさいだん)

 又は、ドレーピング (どれーぴんぐ)

Draping

 パターン・メイキングの方法の一種類で、人台に代用の布地を着せ付けながら、実際のシルエットを作り、平面のパターンを起こす方法。

    目次(この立体裁断のページの目次)
    1. 立体裁断の現状
    2. 立体裁断の問題点
    3. 立体裁断の歴史
    4. 立体裁断の教育
Fashion-Heart.com Draping

 トルソー(ボディー、人台)に、直接シーチングなどの代用生地を用いて、ピン(針)で布地の要所を固定し、鋏で不要な布地を裁ち落とし、目的のシルエットを形作る。その出来上がった物をトワルといい、最終的には、そのトワルに鉛筆やペン等で、縫い合わせ箇所や、ポケット、その他のパーツをつける位置に印をつけ、平らな状態にしてから、アイロンで、元の地の目の通った状態に戻したのち、トレーシング・ペーパーや、上質紙、茶紙等に写し取り、平面化する。そして、裁断用のパターンを作成る。それら一連のパターンメーキングの方法。

立体裁断の現状

 服飾の歴史を見ると、平面的な布地を巻きつけて衣服とした時代から、裁断を必要とする現在の衣服の始まりとされる「プール・ポアン」が表れ始めた、13世紀頃。「立体裁断」も始まったといえる。その、「プール・ポアン」が表れた頃には、分業が始まり、専業が生まれ、裁断技術の発展と継承が始まったと思われる。「立体裁断」は、裁断技術の一つであるが、裁断が行われるようになった頃からの、もっとも原始的な技術であり、今も尚、最高のパターンメイキングの技術である。つまり、パターンメイキングの必然的技術であり、歴史ある技術であると言える。

 現在、日本のアパレルではどの程度の割合で「立体裁断」によるパターンメイキングが行われているのかの、公的な調査は持ち合わせないが、主に、婦人服において普及しており、紳士服に至っては、ほぼ皆無と言えるだろう。鯨岡アミコさんが大野順一先生と開校した「アミコファッションズ(株式会社 アミコファッションズ)」が、日本での本格的な「立体裁断」の草分け的存在で、今もリーダーである。開校は1965年であるり、プロ向けの「立体裁断」の講習が行われている。大野先生は、ニューヨークのFIT(現在は、ニューヨーク・プラット・インスティテュート)での技術を導入し、その画期的な、裁断技術は、アパレル業界で注目され、多くの卒業生を送り出している。その、功績は大きい。

F.I.T. (Fashion Institute of Technology) (ニューヨーク州立ファッション工科大学)

 ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区にあるモダンアート系単科大学である。大学の略称は、「FIT」。ニューヨーク州立大学システムの一校。マンハッタンの7番街と8番街に面し、27番通りにある。

 1944年に、モーティマー・リター氏(Mortimer C. Ritter)が、服飾美術界にもMIT(マサチューセッツ工科大学)の様な学校が必要だと、MITの名称に由来させて設立。準学士号、学士号、修士号を授与する。ファッションに限らず、スペースデザイン、ビジネスやグラフィックデザイン等の分野にも、現在一線で活躍中の卒業生を数多く輩出している。

プラット・インスティテュート(Pratt Institute)

 ニューヨークに所在する4年制の私立美術学校である。大学院も併設されている。建築・美術に関する分野では、アメリカを代表する学校のひとつとして知られる。
 1887年にチャールズ・プラットによって創立された。

ウィッキーペディア から

 日本でのパターメイキングの、アパレルでの位置づけは低い。「業務効率の中で、もがいている」と、言うのが誰もが口を揃えて言うことだろう。それは、服飾の歴史の浅さに拠るところが大きい事と、パターンナーの業務内容の解釈の仕方にあると言える。本来あるべき姿(海外との比較)では無いのかも知れない。しかし、一般的なアパレルでは、創造的な造形よりも、コンサバティブで、派生的なデザインの商品化に重点が置かれるために、効率を求められるのは必然でもあるともいえる。「多くの点で、立体裁断は非効率である。」と言われてきた。しかし、ここで「立体裁断」とは何かについて考えてみると、それは、非常に曖昧な定義となるだろう。つまり、「平面裁断」とは何か。また、パターンメイキングとは何か。と言う事であろう。(執筆中)

写真 : サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエから

2009/03/20記載
2009/03/20記載

日本語 (にほんご)

英語

本文、意味

備考
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